マグネットセンサーの区分
インターレルのRCU(ルームコントロールユニット)はホテルの玄関ドアや窓に設置するマグネットセンサーと通信していて、開け閉めを感知して、エアコンをコントロールしています。ホテルのスダンダードルームですと、玄関ドアにマグネット1つ。ホテルによっては、窓にもマグネット1つを付けます。このマグネットセンサーは、例えばパナソニックのマグネットでも良くて、インターレルでシステム全体を見積る際にも、結局、ドアの枠部分に取付けたり、窓の枠上部に取り付けるのですが、本工事の建築や電気工事業者さんにお願いするんですね。ですので、コンサル的に立ち回る会社さんと、設計や建築・電気工事を行う会社さんによって、そもそも見積りから除外することも有りますし、マグネットだけは私達で提供して、設置工事、及びLANケーブルのマグネットへの接続はお願いしたりと、ケースバイケースなんですね。
ですので、見積りの段階からここらへんを明確にしておかないと、後でボタンのかけ違いが発生します。見積書には記載していても、ちゃんと読んでもらえない場合も有りますし、口頭で説明しても、記憶されずに先方の先入観だけでプロジェクトが進んで、後で区分が違うと発覚したりします。ですので、私は、見積りを受ける際には、結構、しつこいくらいにこのマグネットの工事区分をはっきりさせるようにしています。